足の疾患


足関節捻挫

日常生活やスポーツの外傷で一番多いのが、足首を内側にひねって怪我をする足関節捻挫です。

膝などの外傷に比べると、日常生活への支障が軽度の事が多いので、つい軽くみられがちですが、不適切な治療や、放置しますと後で痛みを残したり、不安定な(ゆるい)足首となり、治療に難渋することがあります。そのため、きちんとした診断を受け、適切な初期治療を行うことが必要です。

外反母趾

外反母趾とは、足の親指(母趾)が小指側に曲がり、「く」の字のように変形し、母趾の付け根の腫れや痛みのために、靴を履いての歩行に支障をきたす状態をいいます。さらに悪くなると、足の裏に胼胝(タコ)ができたり、母趾が第2趾の下にもぐりこんだりすることもあります。

関節リウマチの合併症として生じることもありますが、原因としてはハイヒールなどの先の細い靴、性(9対1で女性に多い)、遺伝的要素(母、祖母に外反母趾が多い)が関係してきます。

最近ハイヒールを履く女性が多くなり、それにつれて外反母趾が増加しておりますので、靴の影響が最も考えられます。遺伝的影響として、足の形や足趾間の靭帯・筋肉の緩みや弱さなどによる軟部組織のアンバランスなどが考えられます。

扁平足・開帳足

長く立っていたり、歩き過ぎたりすると、土踏まずやふくらはぎ、太もも辺りに、痛み・疲労感が出てきてはいませんか。また、足の横幅が大きくなって今までの靴では狭くなり、母趾(足の親指)・小趾(足の小指)に痛みが出てきてはいませんか。それらは扁平(へんぺい)足(そく)、開張(かいちょう)足(そく)による症状かもしれません。

アキレス腱断裂

運動会などで久しぶりに全力疾走したときや、野球・サッカーなどのスポーツを頑張ったときに受傷されることが多い外傷です。

受傷したときはふくらはぎから足首(足関節)の後ろ辺りを「後ろから蹴られた感じ」、「バシッと棒でたたかれたような感じ」と表現される方が多く、受傷直後は歩くことはできますが、つま先立ちができない、うまく歩けないなどの症状が出てきます。

けがをした場所に痛みや腫れを伴うことが多いのですが、程度は様々です。皮下出血を伴うことがよくあります。