セカンドオピニオンとは

医療の分野では「セカンドオピニオン」とは診断や病状、治療について一人の医師から説明を受けても、なお患者さん自身が十分に納得できない場合、もう一度別な医師の意見を求めることです。

A医師の意見とB医師の意見が異なり、いずれの意見がよいか迷うこともあります。その場合にはさらにC医師に意見を求めることも必要でしょう。外来診察ですぐに診断がつくとは限りません。その時は、必要な検査を行い種々のデータが揃って始めて、診断、治療法の説明を医師はいたします。

外来診察でよく患者さんから聞くことは、すでにある医師に診察、治療を受けているが「前の医師に悪いので、だまって来ました。」ということです。前の医師からの紹介状をお持ちになり、検査成績を添えてあれば、検査の重複も避けられますし、時間の無駄も省けます。

日頃から何でも相談できる「かかりつけ医」がおられ、気軽にその医師に相談されれば、他の医師の意見を聞きたいと思われた場合にその医師は快く紹介状を書いてくださるはずです。

私どもはよく「セカンドオピニオン」を求められます。その場合、前医と同じ意見の場合は「先生の意見と同じです」と返事を書き、患者さんに前の先生のところで治療を受けることを勧めます。

整形外科の疾患では一つの疾患について、保存的治療から手術まで幅広い選択肢があります。診療所の医師から「手術が適応になるのではないか?」と意見を求められることもあります。

日進月歩の医療ではよりよい治療法を求めて変わってまいります。いろいろな可能性について患者さんに説明し、十分に納得していただいて治療を行うように私どもは心掛けております。

一言で整形外科医と言いましても、夫々得意な分野があります。私どもの病院には日本整形外科学会の「専門医」の資格を持っている医師が10名以上おります。

私どもは毎週木曜日の朝7時15分から症例検討会を行っております。ここでは、外来患者で診断、治療に迷う症例を主治医が提示して、他の医師の意見を求めます。また、手術を予定している患者さんについてどのような方法が一番よいかを検討します。
いわば、病院内で他の医師の「セカンドオピニオン」を出し合っている訳です。

私どもは病院開設以来、一人の医師の能力の是非ではなく、病院全体の「チーム医療」をモットーにしてまいりました。「福岡整形外科で治療を受けてよかった」との患者さんの評価をいただくように努力しております。
これからも患者さんが安心して医療が受けられるように最新、最良の医療の提供に努めてまいります。

回答:徳永 真巳