動脈注射療法とは?
慢性的な痛みを軽減するために、動脈を通じて薬剤を投与する治療法です。痛みが発生するメカニズムとしては、病気の原因となる異常な血管(モヤモヤ血管)が増生することで起こる炎症と言われています。このモヤモヤ血管に対して、一時的に塞栓することで、症状の改善が可能な治療方法が動脈注射療法です。
通常の内服薬や点滴による治療と異なり、治療が必要な部位に非常に細い針を動脈内に挿入し、そこから抗生物質を投与しモヤモヤ血管を詰まらせ減少させる方法です。
この治療はオクノクリニックの奥野先生によって2014年に開発されたものです。当院はオクノクリニックとライセンス契約を結び動注治療を行なっております。
提供元:Okuno Clinic 奥野祐次医師
特徴
- 外来で3分程度の短時間でできる治療
- ピンポイントで痛みの原因へ注射するため、内服薬、点滴よりも治療効果が高い
- 副作用が少ない
対象疾患
- ヘバーデン結節
- ブシャール結節
- CM関節症
- 足底腱膜炎
- 外反母趾
- アキレス腱炎
- 痛風
- 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
- ゴルフ肘
- 野球肘
- 肩こり など
見込まれる治療効果
これまでに受けられた方の治療効果を調査した結果、治療前の痛みと比較して痛みが半分以下になったと答えた方が約7割です。
また、9割の方が何らかの改善を実感されていることがわかっています。しかし、完全に痛みがゼロになったという方は少ないのが実情で、痛みをゼロにする治療ではなく、強い痛みを和らげる治療ととらえていただけたらと思います。
治療効果が出てくる時期は、治療後すぐではなく、治療の3〜4週間後から現れている方が多いです。
治療費用
片側:33,000円(税込)
両側:44,000円(税込)
保険適応外となります。
お問い合わせ
当院では動脈注射療法の豊富な実績があり、充実したフォローアップ体制で患者さんをサポートいたします。
ご不明な点がございましたら、当院までお気軽にお尋ねください。